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「平均的」という響き

595点。

初めて受けたTOEICの結果。

ちなみに、満点は990点だ。

何というか、本当に微妙な結果だ。

自信があったとかではないが、

これでも5年間NHKのラジオ英会話を欠かさず聴き続けた身。

目標は600点を掲げ、隙間時間に学習してきた。

あと5点。恐らく、あと1問。

何だこれ。凄い悔しいぞ。

全然届かない方がまだネタになるが、

ほとんど平均点であるこの点数は、

全くネタにもならない。

そして、「平均的」という響きは、

無性に悔しいものであると改めて実感した。

誰にも話せないこの無念を、この場を借りて晴らすとしよう。

来年こそ、雪辱を晴らしてやる。

冬の訪れは、味覚と共に

職場で収穫した蜜柑を食べた。

気分が、ぐっと冬に近づいた。

蜜柑。こたつ。鍋。

何だか、わくわくしてくる。

糸口

秋の長雨の様な、鬱々とした日々を送っていた。

原因はいまいち掴みきれないが、日々に対する不満だけが募っていた。

何かを打開したくて、三連休は、久々に大学の友人と会うことにした。

サークルの友人と飲み、卒業以来初めて文化祭に足を運び、大学の雰囲気を味わった。

キャンパスの中は活気に溢れていた。

自分よりも一回り若い世代が、独特の秩序の中で、それぞれ、大いに楽しんでいた。

自分もかつてその中に居たという、懐かしさは感じたが、特に戻りたいとも思わなかった。

学生時代も楽しかった。だが、楽しかったのは今も付き合いのある連中が、

その時代に自分の周りに居たからで、決して大学自体そのものが楽しかった訳ではないようだ。現に今も一緒につるんでいる。となれば、不調の原因は友人関係では無さそうだ。

楽しかったが、不満解決の糸口は見つからなかった。

そう思ってた矢先、帰り道に会った友人から言われた言葉が、今も響いている。

「お前老けたなぁ」

家族の事、会社の事、そして自分の事。

身の回りの世界だけを、虫眼鏡片手に、必死にあら探しをするような毎日。

そんな毎日を送り、いつしか、何年も服も買わない様な生活をしてしまっていた。

人からどう見られるかはあまり気にしない質であるが、

老けているというのは、決して外見だけではないだろう。

忙しさを言い訳にして、外界と接するのを避けていた。

恐れていたのかもしれない。

現状維持。いつしかそれだけが目標になっていたのだろうか。

昔の友人でも構わない、とにかく多様な人と会い、

自分に無い考え方に触れ、好奇心を取り戻すこと。

「活力」が、この日々を抜け出す鍵だ。

どうやらこの三連休は、大きな収穫があったようだ。

単純に「外見」の事であったなら、

この話は考えないことにしよう。

プロフィール

波留雨

Author:波留雨
神奈川県民川崎市民。
本業は農業関係(のつもり)
趣味は弓道、野球観戦、資格取得、筋トレ、音楽(ドラム)
ととっ散らかり気味。

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