私設図書館
ある雑誌にて、池上彰氏が「読書について」(ショーペンハウアー著)という本を勧めていた。
早速Amazonで購入。
数日後手元に「読書のすすめ」という本が届く。
どうした。
発注履歴を確認すると、確かに自分が「読書のすすめ」を購入していた。
またやってしまった。
よく確認をしないため、
しばしば通販で違う物を買ってしまう。
これだからネット通販は嫌いなんだと、
一人毒づいていたところ、同封されていた手紙に目が止まる。
内容を要約すると、
売り主でもあるお寺の住職が、
より多くの人に本を読んでもらうために、
私設で図書館を開設。
2年前に新館が謎の火災により焼失したものの、
苦難にも負けず私設図書館を運営しているというものだった。
恥ずかしながらも、私設図書館なるものがあることを知らなかった私は、
この心意気に感銘を受けた。
場所は茨城県と、現住所からはやや遠方であるため、
実際に訪れるのは目処がたたないが、
それでもいつかは訪れてみたいものである。
この出会いをくれた自分の迂闊さに、今回は感謝するとしよう。
読書のすすめは、未だに手を付けてはいないが。
備忘録も兼ねて、詳細を以下に記す。
専称寺文庫
http://park22.wakwak.com/~s-bunko/index.html