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平成30年普及指導員資格試験審査課題 問25

問25

情報技術の農業への利用に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選びなさい。


ア リモートセンシングは、対象となる物体の状態について、離れた位置から情報を収集し、処理・利用する技術である。人工衛星による空間分解能は、30m×30mの区別が限界であるため、欧米等の大規模農業に適した技術である。


イ 地理情報システム(GIS)は、地図のデータと、地図上の自然・社会・生活・産業・経済・環境等の各種のデータをデジタル化し、総合的なデータベースとしたものであり、農地情報の管理や農村の地域計画等にも利用されている。


ウ 精密農業は、農薬や肥料等の投入量を制御しつつ、生産性や経済性の向上を目指す技術として、畑作を中心に欧米で発達したものである。精密農業では、圃場の情報収集から場所ごとの作業実施までが一連のシステムで構成されている。


エ 政府は、平成29年に策定された「世界最先端 IT 国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」において、2020年度までに、複数の農作業機の自動作業技術の開発による労働コストの半減等を達成する目標を掲げている。


オ 農業のITシステムは、農作業の省力化・効率化にとどまらず、生産工程の見える化、人材育成、高収量・高品質な農産物の安定生産等、農業経営が抱える課題に応じて活用することが可能である。


(注:「世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」は平成30年6月に「世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」に変更。)



正解 ア


解説

分解能については、衛星に搭載されたセンサーのスペックに依存しますので、

必ずしも30m×30mが限界というわけではありません。

また、ほ場毎のデータを収集、活用が可能であるため、

一団よりは細かく分散している方が適正を活かしやすい技術と考えられます。

よって、アの記述が不適当です。

多摩川散歩

外出自粛要請。

三密を避けろとは言われつつも、

家にずっといると頭がおかしくなってしまいそう。

要は、密を避ければいいんだろう。

と言うことで、家から歩いて20分ぐらいに多摩川があるので、

久々に行ってみました。

見渡す限りの菜の花畑。

お弁当持っていたので、早速広場で食べよう…

菜の花畑?

そんなものはなかった筈なのですが。

よくよく見てみると、

広場だったところが全て菜の花になっていました。

どうも昨年の超大型台風、「台風19号」の影響で、

河川敷が浸水してしまい、未だに土砂の撤去作業が進んでいないようでした。

復旧工事は10月末まで続くようですが、

コロナの影響でどうなることやら。

日本、結構大変ですな。

平成30年普及指導員資格試験審査課題 問24

問24

異常気象等の影響やそれに対するリスクマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適切なものを選びなさい。


ア 農業を脅かす外部リスクとして、地球温暖化に伴う異常気象や燃油の高水準価格での推移等が挙げられており、これら外部リスクの軽減に向けた対策を推進する必要がある。


イ 気候変動の影響を受けにくい強靭で持続的な産地を確立するため、農林水産省では、気候変動適応策に計画的に取り組む体制をつくり、高温耐性品種等への転換、適用技術の導入等を進めている。


ウ 地球温暖化の進行等による地力の低下が指摘されている。課題としては、土壌のアルカリ等が挙げられており、対応策としては、土壌改良資材の投入を抑制することが推奨されている。


エ 地球温暖化の影響として、農作物等に高温障害等が顕在化している。うんしゅうみかんでは、平成28年の高温・多雨による浮き皮の発生が報告されている。


オ 平成30年に改定された「農業技術の基本方針」では、草地の高温・干ばつ対策として、過放牧や短い間隔での刈り取り等を避け、貯蔵養分の消耗を軽減する等草勢の維持に努めることが推奨されている。


正解 ウ


解説

土壌のアルカリ化自体は、過剰な石灰資材の投入が原因であり、

温暖化とは直接関係がありません。

よって、正解はウ。

因みに、「土壌改良資材の投入を抑制することが推奨されている。」

の部分の記載については、アルカリ化を避けたいのであれば石灰資材投入を抑制するべきですが、

地力を上げたいのであれば堆肥等の有機質資材を投入するべきです。

どちらも、「土壌改良資材」ですので、その部分の記述も不適切です。

平成30年普及指導員資格試験審査課題 問23

問23

農業生産の省力化技術・体制に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。


ア 水稲の直播栽培は、育苗や移植等に要する資材や労力が不要となるほか、同時期・同品種による移植栽培に比べて収穫機が10日から2週間程度早まるため、作期分散の効果がある。


イ 地下水位制御システム(FOEAS)は、水田の給水バルブと給水口をパソコン等でモニタリングしながら遠隔操作や自律制御するシステムで、分散した水田の水管理に有効である。


ウ 野菜類の機械化一貫体系の確立に向けた収穫用機械等の開発が進められ、畝間の軌道を走行しながらトマト果実を収穫するロボット収穫機が、平成29年度に市販されている。


エ 果樹の樹体ジョイント仕立ては、複数樹の主枝部を連続的に接ぎ木で連結し、直線状の集合樹として仕立てる方法であり、多くの樹種で管理作業の省力化・効率化や早期成園化の効果が確認されている。


オ 畜産農家の労働負担の軽減には、粗飼料、濃厚飼料、添加物等をバランス良く配合した飼料を製造・供給するキャトル・ブリーディング・ステーション(CBS)の活用による、作業の外部化が有効である。


正解 エ


解説

水稲の直播栽培とは、育苗、田植えを行わず、たねもみを水田に直接まく栽培法です。

省力・省コストの栽培技術として注目されていますが、


・播種から出穂までに100日程度(移植対比10日程度遅い)

・播種から収穫までに140日程度(移植対比10日~20日程度遅い)かかる

・冷涼、湿潤な気候条件下では出芽・苗立ちが不安定になり易い

・市場評価の高いコシヒカリなどの品種では倒伏し易い


等の問題点があります。よって、アは不正解。


農水省HP「水稲直播栽培の現状について」より

https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/zikamaki/z_genzyo/index.html


地下水位制御システム(FOEAS)は、

分散した水田の場合、水田ごとにシステムを必要とし、

また設定もほ場に応じて調整しないといけません。

一つのシステムでより多くの面積を管理する方が効率的です。

よって、イも不正解。

https://www.naro.affrc.go.jp/project/results/research_digest/digest_technology/digest_crops/054466.html


トマト果実収穫機は、2020年現在一部で導入されていますが、

市販はされていません。


畜産農家内で飼料の製造・供給の外部化は進んでいますが、

CBS(キャトル・ブリーディング・ステーション)とは、

母牛の発情監視や授精を受託する繁殖牛受託施設のことになりますので、

不正解です。


よって、正解はエとなります。


はじめてのざいたくきんむ

何と今週から在宅勤務が始まりました。

ネットセキュリティは当然整備されていないので、

個人情報は扱わず、WordやExcelで資料作り。

Wordがまともに動かないというクソみたいなスペックのラップトップに嫌気がさし、

新調しようかとも考えましたが、

電気屋がやってない。

やってても、欲しいPCが品切れ。

物流が止まってるんですかね?

切羽詰まったので、やったことの無いメモリ増設をしてみました。

ググると直ぐに、懇切丁寧な動画がヒットしました。

見様見真似でも案外上手くいき、PC問題は解決。

後は机周りの整理。

マンション暮らしのため、もちろん自分の部屋はなし。

机一つに自分のものをめいっぱい詰め込んでいるため、

作業スペースを空けるところからスタート。

取り合えず100均でメタルラックを買ってきて、

袖机を作成。

とりあえず散らかっていた楽器類をしまってみました。

また、外付けキーボード派の自分としては、

快適な操作のため、PCスタンドが必要不可欠であることに気づきました。

シューズラックがPCスタンドとして活用できるとの記事を発見。

早速設置してみました。

PCを置いてみると、ストーンと滑り落ちるPC。

エッジの部分が低すぎて上手く引っかからないんですね。

困ったときはダイソーのすべり止め。

全く落ちなくなり大成功。

後は、机上のデッドスペースとなってしまっているプリンターの台を作って…

あれ、何やってたんだっけ?

平成30年普及指導員資格試験審査課題 問22

問22

次の文章は植物の組織培養の操作について述べたものである。( )内に当てはまる最も適切な語句の組み合わせを選びなさい。


 培養する部位を培養材料から取り出すことを摘出という。摘出は細かい操作を必要とするので、顕微鏡下で行うことが多い。摘出した組織や器官等の(1)を培地に植え込むこと置床という。培養材料の殺菌と摘出・置床は、使用する器具、培地、手や指等を消毒・殺菌して、無菌状態を保つことができる(2)等で行う。これらの操作を無菌操作という。置床された(1)は生育を始め、(3)や不定芽等に増殖・成長し、更に培養を続けると葉・茎・根を備えた培養苗になる。培養苗は、培養容器内の環境から外部の環境に適応できるように、光や湿度等を調節して管理する。この過程を(4)といい、温室等で行う。(4)が完了すると、ほ場で生育可能な植物体となる。


ア 1 外植体    2 クリーンベンチ 3 プロトプラスト 4 順化

イ 1 頂端分裂組織 2 人工気象室   3 カルス     4 硬化

ウ 1 外植体    2 クリーンベンチ 3 カルス     4 順化

エ 1 頂端分裂組織 2 クリーンベンチ 3 プロトプラスト 4 硬化

オ 1 外植体    2 人工気象室   3 カルス     4 硬化

正解 ウ

解説
培養する部位を植物体から切り取ることを摘出(てきしゅつ)。 
培養するために摘出した部位を外植体(がいしょくたい)。
摘出した外植体を、培地に植えつけることを置床(ちしょう)といいます。
ですので、(1)外植体が当てはまると考えられます。
が、頂端分裂組織は、茎 (シュート) や根など器官の先端に存在する分裂組織です。
この組織を培養する目的で切り取った場合、それが「外植体」となります。
頂端分裂組織を(1)に当てはめても、やや不自然ではありますが、
間違いとまでは言えないでしょうか。

(2)について。
無菌状態を保つことができるのは「クリーンベンチ」です。
人工気象室は温度や湿度、日射量をコントロールすることが目的の施設です。

(3)について。
植物は、細胞1つから全体を再生する全能性を持っています。
植物ホルモンを調整した培地に植物の一部を植えると、
分化(特定の細胞しかつくらない状態)していた細胞が、
脱分化(全能性を持つ状態に戻る)して細胞分裂を繰り返し、
ある程度の細胞の塊「カルス」が生じます。
因みに、プロトプラストとは原形質体のことです。
植物細胞、細菌、菌類などでは、細胞は外側を細胞壁により覆われていますが、
その細胞壁を酵素処理により取り除いた細胞を、プロトプラストと呼びます。
プロトプラストにすると、細胞同士を融合することが可能になります。
動物細胞は細胞壁が無いので、プロトプラストを作らなくても細胞融合ができます。
設問中には細胞壁を取り除く工程についての記述はありませんので、
カルスが適当です。


(4)について。
培養容器内の環境から外部の環境に適応できるように、
光や湿度等を調節して管理することを、
「順化」といいます。
「硬化」はイネの育苗中、温度を下げて成長を抑え、低温に対する抵抗力つけるため、
トンネルやビニールハウスの中で徐々に自然環境に慣らすことです。


よって、正解はウとなります。

平成30年普及指導員資格試験審査課題 問21

問21

家畜の栄養・生理に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。


ア 単胃動物では、でんぷんは消化酵素によって、セルロースは消化管内細菌によって単糖類に分解されて吸収される。反芻動物では、セルロースやでんぷんは主に第1胃で微生物によって短鎖脂肪酸に分解されて吸収される。


イ 哺乳動物では、受精が行われ肺が子宮に到達すると、黄体は退行して胎盤ができ、発情周期の繰り返しが止まり妊娠が成立する。その後卵胞が子宮内に形成される。


ウ ニワトリの産卵は、数週間産卵を続けた後に1週間ほど休産し、再び数週間産卵を続けるという周期性を示す。休産時に産卵を再開させる方法として、数日間絶食させることがある。


エ 泌乳牛において、乳房からの乳の排出には、下垂体後葉から分泌されるプロゲステロンが作用する。プロゲステロンは、給飼車の音等によって反射的に分泌される。


オ 肉牛の体の組織や器官は一定の順序に従って発育していき、おおまかにいって、脂肪、筋肉、骨の順に発育が進む。したがって、肥育過程の前半は、脂肪組織を発達させる時期となる。


正解 ア

解説

※専門外のため現在調査中です。わかり次第追記します。

平成30年普及指導員資格試験審査課題 問20

問20 作物の葉面積に関する次の記述のうち最も不適切なものを選びなさい。


ア 作物の葉群の繁茂度は、一定数の作物個体にある全ての葉の面積の総和と作物個体数の比である葉面積指数で表される。


イ 作物が成長し葉面積指数が大きくなると、個体間に光、養分、水等の奪い合いが激しくなる。葉面積指数が大きくなると、葉群の総光合成は太陽光の量に強く制限されるようになる。


ウ 葉が水平に着生する水平葉型個体群では、太陽光の大部分が上位の葉によって受光されるため、下位の葉はほとんど光を受けない。一方、葉が水平面に対してある傾きを持って着生する傾斜葉型個体群では、下位の葉もある程度の光を受ける。


エ 個体群の総合光合成は、葉面積指数が小さい時は、葉面積指数に比例して高まる。葉面積指数がさらに増えると葉の重なりを増すため、それ以上要面積指数を増やしても総光合成は増加しなくなる。


オ 葉の呼吸量は葉面積指数が増えると増加するので、作物個体群の純光合成はある葉面積指数の時に最大値を示すことになる。この個体群の純光合成を最大にする葉面積指数を最適葉面積指数という。


正解ア

解説

葉面積指数とは、ある群落中に存在する葉(あるいは同化器官)の総面積を、

その土地面積で割ったもの。

群落がもつ葉面積の指標として広く使われます。

アの記述内の、「一定数の作物個体にある全ての葉の面積の総和と作物個体数の比」の部分が異なっているので不適切です。

危険は身近に

しばらく休んでいたというお客さん。
昨日、コロナ陽性だったという連絡が職場に入りました。
その知らせが入った職場に流れた、張り詰めた寒気のような空気。
思い出しただけでも、ぞっとします。

奇跡的に自分はその方と会っていませんでしたが、
ついに身近な人にも感染者が出てしまいました。
危険は、身近に迫っています。

来週から遂に我が職場でも在宅勤務が始まります。
効率的な業務遂行のため、新型PCを購入…
と言いたいところですが、思ったより所持金が少なく断念。
今あるラップトップのメモリを増設して対処することにしました。
メモリ増設は初めての試みでしたが、
動画を見てやったので思ったより簡単にできました。
分らないことは調べればすぐに専門家が教えてくれる。
すごい時代になりましたね。

まだまだやりたいことは山ほどあります。
今ここで、死ぬわけにはいきません。

先が見えない戦いは辛いですが、
一緒に頑張りましょう。

てか、一緒に頑張ってください。
お願いします(笑

平成30年普及指導員資格試験審査課題 問19

問19

農村地域の現状に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選びなさい。


ア 国勢調査によると、我が国の総人口は平成20年をピークに減少局面に転じている。農村地域の人口は全国を超えるペースで減少が進んでおり、高齢化率も、都市を上回る水準で推移している。


イ 観光庁の調査によると、平成29年の訪日外国人旅行者は、訪日回数が多い人ほど三大都市圏以外の道県を訪れる割合が高くなっている。


ウ 総務省の調査によると、都市部から過疎区域へ移住した移住者の年齢は20代と30代が多く、若者の間で地方への移住の動きが進んでいる。


エ 日本型直接支払制度の導入以降の多面的機能支払、中山間地域等直接支払、環境保全型農業直接支払の取組状況は、組織数が増加する一方で取組面積は減少している。


オ 「農山漁村再生可能エネルギー法」に基づく基本計画を作成して再生可能エネルギー発電の導入に取り組む市町村及びバイオマス産業都市に選定された市町村の数は、ともに増加している。


正解 エ


解説

不適切な記述を選ぶ問題。

多面的機能支払、中山間地域等直接支払、環境保全型農業直接支払の取組状況について、多目的と中山間については、開始以降導入以降増加傾向にあったが、ここ数年は微増又は横ばいとなっている。環境保全型農業では実施件数と実施面積がある年度で下落しているが、これは平成27年度より対象者の要件を「農業者個人」から「農業者の組織する団体等」に変更したことと、平成30年より同一ほ場での複数取組の制度が廃止されたためである。


農水省HP「平成30年度日本型直接支払の実施状況について」より

https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nihon/190628.html


プロフィール

波留雨

Author:波留雨
神奈川県民川崎市民。
本業は農業関係(のつもり)
趣味は弓道、野球観戦、資格取得、筋トレ、音楽(ドラム)
ととっ散らかり気味。

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