自然の前
先日都心で雪が降りましたね。
川崎市内も例外ではなく雪が降りました。
市内の多摩川沿いに、「多摩川梨」の産地があるのですが、
季節外れの積雪により、大きな被害を受けてしまいました。
果実を鳥から守る「防鳥網」。
これの網目が細かいタイプを使っていた畑で、
水分を多く含んだ重い雪によって、梨棚が潰れる被害が多発しました。
勿論、棚の下にある樹は潰されてしまっています。
果樹は、一回の収穫のため、一年を費やします。
当然今年、いや何年も収穫できません。
その事実を思うと、言葉になりません。
誰が悪いのでもありません。
言ってしまえば、「運」でしょう。
自然の前には、あまりに人間は無力なのですね。
それでも、前を向いて。
次の収穫のため、種を播く。
世界中が混乱していますが、
そもそもニュースは暗いもの。
踏ん張りましょう。