FC2ブログ

平成30年普及指導員資格試験審査課題 問16

問16

平成31年1月に始まる収入保険に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。


ア 対象となる者は、青色申告を5年以上行っている個人や法人の農業者であり、青色申告の実績が1年のみの者は対象とならない。


イ 対象となる収入は、農業者が自ら生産した農産物のうち、農業者が任意に選択した品目の販売収入の合計であり、肉用牛や肉豚も含まれる。


ウ 補填の仕組みは、地域の標準的収入額を当年産の収入額が下回った時、その差額の9割を補填するものであり、補填の財源は農業者と国とが1:2の割合で負担する。


エ 農業者は、保険料を支払って加入する。安定的な運用体制の観点から、保険料はすべて前納することとされ、分割支払等は認められていない。


オ 収入保険と農業共済、米・畑作物の収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)、野菜価格安定制度等の類似制度は、どちらかを選択して加入しなければならない。



正解 オ

解説

ア 加入申請時に青色申告(簡易な方式を含む)の実績が1年分あれば加入できます。

因みに、5年間の青色申告実績がある者との違いも考慮し、保険方式の補償限度額の上

限は、青色申告の実績に応じて段階的に引き上がります。

イ 簡易な加工品(精米、もちなど)や一部の補助金(畑作物の直接支払交付金等の数量払)は含まれますが、肉用牛、肉用子牛、肉豚、鶏卵は、マルキン等の対象なので除きます。


用語:マルキン

肉用牛肥育経営安定交付金(牛マルキン)、肉豚経営安定交付金(豚マルキン)のこと。

畜産経営の安定に関する法律に基づき、標準的販売価格が標準的生産費を下回った場合に、肉用牛生産者又は肉豚生産者の経営に及ぼす影響を緩和するための交付金です。


ウ 保険期間の収入が基準収入の9割(5年以上の青色申告実績がある場合の補償限度額

の上限)を下回った場合に、下回った額の9割(支払率)を上限として補てんします。


エ 農水省HP上に明確な記載が見つかりませんでしたが、「保険料は前納しなければならない」という記述は見つかりませんでした。


農水省HP「農業経営の収入保障」

https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/syunyuhoken/index.html


パンフレット

https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/syunyuhoken/attach/pdf/index-34.pdf。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

波留雨

Author:波留雨
神奈川県民川崎市民。
本業は農業関係(のつもり)
趣味は弓道、野球観戦、資格取得、筋トレ、音楽(ドラム)
ととっ散らかり気味。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
スポンサードリンク
スポンサードリンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR