鉄道わさび
不況にあえぐの時代。
異業種コラボというものが流行っていますね。
本来はライバル同士が手を取り助け合い、
ともに発展する素晴らしい取り組みだと思います。
中でも今回の耳に残った「鉄道わさび」。
鉄道型のわさび?
車内で食べられる?
ラジオでキーワードを聞いただけなので、
どんなものか調べてみることにしました。
鉄道(のグループ)会社がわさびを栽培するというものだそうです。
言ってしまえばそれだけのようですが、
しらべてみると中々奥が深い。
国産わさびは温暖化の影響で、
年々収穫量が減少しているとのこと。
そこで、気温の影響を受けにくく、
ミネラルを豊富に含む沿線やトンネル内の湧水を活用し、
わさびの栽培を行う事業のようです。
農業を法人化するという試みは、
実は前々から行われていました。
ただ収益化が難しく、
それだけで従業員を養うのは困難ということで、
思ったよりも広がっていないのが現状です。
(知り合いにも、激務薄給で離職した人がいます。)
ただ、一次産業の魅力はやはりその安定性。
桃鉄でも農地は収益は低いですが、
ハリケーンボンビーでも吹き飛ばされませんしね。
(リアルでは台風で普通に死ねますが。)
経営の多角化、リスクヘッジの一つとして、
大企業が入り込んでくれると、
閉鎖的な農業社会も少しづつ変わってくるのかもしれません。