ドラムレッスン38回目「フェザリング」
フェザリングとは。
ジャズで用いられるバスドラの奏法。
ヒールダウン(かかとをつけて)で、
四分で踏み続ける奏法です。
優しくトントンとバスドラを叩くのですが、
この時音は聞こえるか聞こえないかのような大きさで踏むそうです。
ちなみにこの音が大きいと、
ベースに「音でかくね?」と高確率で突っ込まれます(体験談)。
正直いらねえんじゃねえかとも思いますが、
そこは小難しいジャズの世界。
郷に入っては郷に従え。
とりあえず練習しておこうと思います。
やってみるとわかりますが、
すねがつりそうになって結構きついです。
ロックをやってると足全体を上下させて、
踏みっぱなしにして大きな音を鳴らすので、
案外足が疲れません。
フェザリングはかかとをつけたまま、
足先をわずかに上げ下げし、
しかも曲中4分で踏み続けるので、
曲の後半高確率で心が折れそうになります。
そして、案外一定のリズムで踏み続けるの自体が難しいです。
この練習の真髄としては、
足先の力をいかに抜くかが鍵。
足首で力まずに踏めるようになると、
今後高速のツインペダルを踏む時にも、
役立つそうです。
コツとしては、
ペダルの前の方を踏んで、
トントンとドラムを叩くこと。
プレートの真ん中やカカトで踏むのは難しいですが、
ペダルワークの向上としては効果がありそうです。
ほとんど音も出ない(むしろ出してはいけない)ため、
マンションでも練習可能なフェザリング。
自宅でフットワークを鍛えたい方は、
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。