ドラムレッスン38回目その2「アクセント移動」
続いてはアクセント移動。
ドラムにおけるアクセントとは。
とても簡単に言うと、
強く叩くか弱く叩くか。
シンプルですが、これが結構重要。
同じ強さで叩き続けると、
基本的にはリズムは生まれません。
強く叩いたり弱く叩いたりを織り交ぜることによって、
リズムやグルーブが生まれます。
例えば下のような感じ。
R =右手
L=左手
RLRLRLRL ×4
RLRLRLRL ×4
RLRLRLRL ×4
RLRLRLRL ×4
この太字の部分だけを強く叩きます。
ずっと続けてるとリズムに聞こえてきませんか?
強は上からスティックを大きく落とす感じ。
弱はスティックを、構えたところからそのままちょこんと叩く感じ。
両手で膝をペチペチ叩くという練習でも構いません。
一見簡単なように見えますが、
これが真価を発揮するのは右足と左足を入れた時。
一つ目の R で右足を踏む。
三つめの R で両足を同時に踏む。
この動きを取り入れるだけで脳が混乱し、
手足がこんがらがってきます。
最初は手だけで練習するのがよいでしょう。
ロックだと強く踏む時に右足、
すなわちバスドラ踏み込むことが多いので、
強く叩く時は足も動いてしまいがち。
そこからリズムがわからなくなり、
結果迷子になるパターンが多いです。
このアクセントを移動させて、
スネアドラムを叩くだけでもかっこいいフィルインなりますが、
その強(太字)のところで、
タムとか他のシンバルを叩くと、
玄人ドラマーのようなかっこいいフレーズが生まれるのでお勧め。
こちらも練習パッド一つでできるトレーニングなので、
自宅でのトレーニングにおすすめ。
ちなみにSyncopation BOOK 47ページや49ページの下段には、
アクセント移動の練習用譜面が乗っているので、
興味がある方は手に取ってみてください。
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