スヌーピーミュージアム
先日読んだスヌーピー特集で、
六本木にスヌーピーミュージアムなるものがあることを知った。
今年の9月までの期間限定ということを知り、
早速足を運んだ。
中はそんなに広くなかったが、
ところ狭しとPEANUTSの漫画が並んでおり、
またキャラクターの裏話も細かい文字でびっしりと書いてあったので、
しっかりと読んでいると大分時間がかかった。
原文で読んでやろうと思っていたが、よく分からず時間の都合で断念した。
PEANUTSの漫画は家にも何冊かあるが、
不思議と日本語翻訳されたものを見てもそれほど魅力を感じない。
一つには、あの独特なフォントがあってこそのPEANUTSと言うことだろうか。
完全日本語翻訳のコマを見ると、違和感を感じてしまうのだ。
もちろん、原文のみだと読解に間違いが無いか気になって物語に集中できないので、
フキダシの中は原文で、欄外に訳があるものが今のところのベストである。
こうすれば、原文で理解できたときの喜びと、
理解できなかったときの驚き。
英語と日本語の台詞回しの差異など、
一作品で何通りも楽しめるからだ。
この面白さは、洋画を字幕で見る楽しみに似ている気がする。
最後に、個人的に一番面白かった物を。
スヌーピーの柱だろうか。
長々と綴ったが、結局PEANUTSの魅力というのは、
「なんだか分からないが面白そうだ」
と言う、異文化の魅力であり、想像の余地であり、
それはこの一枚に集約されているのではなかろうか。(多分。)